sqlewは、AIネイティブ時代のプロジェクトごとの「記憶」を管理するOSSのツールです。設計方針や誓約事項をSQLデータベースに構造化して蓄積し、AIエージェントがMCP経由で必要な文脈だけを取得できるようにします。npm一発で入り、外部通信なし、チーム開発にも対応しています。
この記事では、OSS版のインストール方法をご紹介します。
本体のインストール
sqlewの導入はとてもシンプルです。
npm install -g sqlew
これだけで本体はインストール完了ですが、コーディングエージェントに使いやすいようにMCPの設定が必要です。
Claude Codeの場合
Claude Codeではプラグインをインストールすることで2ステップで全プロジェクトで使用できるようになります。
claude plugin marketplace add sqlew-io/sqlew-plugin
claude plugin install sqlew-plugin
Codexの場合
Codexの場合はSkills、追加システムプロンプトを導入し、設定の編集が必要です。
リポジトリをクローン
git clone https://github.com/sqlew-io/sqlew-codex
スキルをcodexのシステムフォルダへコピー
cp sqlew-codex-skills/copy_to_codex_dir/* ~/.codex
Codexのコンフィグを編集
in ~/.codex/config.toml
project_doc_fallback_filenames = ["sqlew_agents.md"]
.
.
.
[mcp_servers.sqlew]
command = "sqlew"
sqlewの使い方
あとは通常通りclaude または codex から、プランモードで指示を出してみてください。
初回起動時にSQLiteデータベース(.sqlew/sqlew.db)と設定ファイルが自動生成されるため、事前の準備は不要です。
外部通信は一切なし
OSS版sqlewは、データを外部ネットワークに送信しません。利用統計の収集もありません。設計方針もコードの文脈も、すべてローカルのSQLiteデータベースに閉じて管理されます。
セキュリティポリシーの厳しい環境でも安心してご利用いただけます。
チーム開発にはMySQL・PostgreSQLを
個人開発であればデフォルトのSQLiteで十分ですが、複数人での開発やgit worktreeを使ったブランチ並行開発では、共有データベースが力を発揮します。sqlewはMySQL 8.0以上とPostgreSQL 12以上に対応しており、.sqlew/config.toml で接続先を切り替えるだけで利用できます。
git worktreeとの相性も良く、各worktreeが同じ方針データベースを参照しながら独立したセッションで作業できるため、ブランチ間の設計方針のずれを防げます。
まとめ
sqlewのOSS版は、npm一発で入り、外部通信なしで動き、チーム規模に合わせてデータベースを選べる。AIコーディングに「記憶」を持たせる最初の一歩として、ぜひ試してみてください。
なお、チームでの本格運用には、監査ログや共有データベースを備えたSaaS版バックエンドもご用意しています。OSS版からのデータ移行もコマンドひとつで完了します。



